2005-01-01から1年間の記事一覧

絶対少年 第26話 

http://www.style.fm/as/13_special/mini_050823.shtml 名コンビが手がける日常的ファンタジー『絶対少年』 伊藤和典×望月智充インタビュー(後編)―― わりとシリアスな話なんですね。 伊藤 うん、そういうところがあって。ただ、そこを抜け出した後は、奇跡…

天皇の地位

少し前の話題になりますが、女系天皇を認めるべきか否かについて。 例えば、http://www.sankei.co.jp/news/051026/morning/26iti003.htmなどの報道。 そして、女系天皇を認めるべきではない、と主張しているブログの中で、特にその熱さに目を惹かれたのがこ…

トップをねらえ2 第4話

すでにあちこちで話題になっているように、想像もしなかった意外な展開をみせる第4話。まさかノノが○○だったなんて、というところですが、DVDに付属のブックレットでネタばらしをしてしまっているのはいかがなものでしょうか。 それにしても、脚本の榎戸…

石原慎太郎

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051104k0000e030036000c.html石原都知事:「経済的に中国封じ込めを」 米で講演一方、中国指導部について、文化大革命などを引用して「生命に対する価値観がまったくない」との見方を示し、米中開戦の場…

政教分離の原則

上述の小泉首相の答弁書において、戦犯の法的取扱いや東京裁判判決の受諾などについては従来の政府解釈を踏襲したものでしたが、政教分離の原則については解釈を変えたのではないかと思われる部分があります。 靖国神社に内閣総理大臣が参拝することにいかな…

A級戦犯は名誉回復されているか?

10月27日の産経抄で、以下のような文章がありました。 http://www.sankei.co.jp/news/051027/morning/column.htm小泉純一郎首相が神社にコインを投げ込んだ波紋がまだ、汀(みぎわ)を洗っている。それでも、曲解や誤解のさざ波を日本の方から押し返す動きが…

トンデモ理論としてのID理論

前回のエントリ「トンデモ理論」に対し、野良猫さんという方から、「何かを「トンデモ」と評価するならば、なぜそういう評価に至ったのかを説明できなければいけません。」とのコメントを頂きました。 既に多くのブログで産経新聞の記事(http://www.sankei.…

トンデモ理論

http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/etc/050926etc.html 寡聞にして「インテリジェンス・デザイン理論」なるものをこれまで知りませんでしたが、これはまた、典型的なトンデモ理論のパターンであるようです。主張していることが、進化論に対する単なる…

かみちゅ 第10・11話

第10話は、いかにも「中学生日記」な展開と、奇妙な八百万の神々の世界を楽しめるお話。 第11話は、すでにあちこちで指摘されていますが、主人公が火燵から一歩も外に出ないで全編を過ごすという展開で、しかも細かな演出によって全く飽きさせないという、『…

絶対少年 第18話

相変わらずの淡々とした話運びながら、ショッキングな結末にいたるキャラクターのからみ具合の描写が実に上手く、惹き付けられました。今回の事件で歩は困った立場に立たされそうですが、逆に言えば、今後の展開に歩がどう対処するかで、田菜の事件から2年…

ハリケーン「カトリーナ」報道にみられる人種差別主義

http://d.hatena.ne.jp/claw/20050917を経由して、古森義久氏(現職:産経新聞ワシントン駐在編集特別委員・論説委員。国際問題評論家。杏林大学客員教授。)の記事を読みました。http://nikkeibp.jp/sj2005/column/i/06/index.html http://nikkeibp.jp/sj20…

絶対少年 第17話

大きな事件が起こったりはしないけれど、相変わらず順調に面白いです。コミュニケーションとディスコミュニケーション、見えているものと見えないものを描き出す、物語の語り口の巧みさは流石だと思います。ハナさんの科白は、やや説明的に過ぎた印象がなき…

奇妙な史料分類法 続き

9月11日のコメント欄で、青龍さんから、「第四次史料」と「第五次史料」とが「坪井九馬三博士の提唱した、時間と場所を基準にした史料分類法」に出てくる「四等史料・五等史料」のことではないか、とのご指摘を頂きました。そして、青龍さんに紹介して頂い…

奇妙な史料分類法

しばらく前から、drmccoyさんのブログのコメント欄で、「百人斬り」に関して書き込みをさせて頂いていたのですが、その中で、思わず「目が点になる」ようなことをおっしゃる方に出会いました。 http://d.hatena.ne.jp/drmccoy/20050824/p3#c 武悪堂 『 (略)…

絶対少年 第16話

遂に歩が登場。美紀は声のみの登場。携帯電話での会話は、いかにも「友達以上、恋人未満」な感じが出ていたと思います。 今回は、ほとんどの会話が携帯電話を通して行われるという展開でしたが、他者とのコミュニケーションをモチーフの一つとしているこの作…

かみちゅ 第9話

生徒会長選挙に神様が立候補するお話。非常に中学生らしい(もっとも、それは倉田氏おっしゃるところの「妄想中学生」としての中学生らしさではありますが)友情物語として、素直に面白かったと思います。 それにしても、ゆりえの対立候補の「西村受」君は、…

うる星やつら 

久し振りに「みじめ!愛とさすらいの母?」を観賞。いわずと知れた名作『ビューティフルドリーマー』のプロトタイプであり、昔この話からテレビ放送の『うる星やつら』を観始めたので、感慨もひとしおです。

絶対少年 第15話

前回の感想で「彼女(理恵子)が爆発する展開かも?」と書きましたが、いよいよ導火線に火がついたような感じです。また、正樹もストーカーじみた行動をとるなど、不穏な空気が漂っています。考えてみれば、理恵子と正樹の二人とも、人間関係的には田菜編の…

かみちゅ 第8話

まつださんのブログ「たまとわ」より、転載させて頂きます。 http://d.hatena.ne.jp/zeroes/20050831 戦艦大和を故郷の呉に戻そうとする話。うーん、軍艦マニアでも兵器フェチでもない人間にとっては、これが「良い話」だとは、呑気に受けれなかった。むしろ…

かみちゅ! DVD第1巻

ようやく台風のためにTV放送では観られなかった第1話を観賞。やはり、ノスタルジックな画面作りの緻密さが素晴らしいと思います。『うしおととら』のように髪が伸びるゆりえにビックリ。 それから、『R・O・D』と同じく、コメンタリーが実に面白いです。今…

絶対少年 14話

横浜編2話目。冒頭から、希紗と両親との断絶ぶり(両親は出勤したらしくその靴は消えているのに、希紗の靴は昨晩のまま脱ぎ散らかされた状態、テーブルにのっているのはカップ麺ひとつ、など)が痛々しく、田菜編の歩との違いが浮き彫りにされています。そ…

「百人斬り訴訟」判決

産経新聞社説を転載 http://www.sankei.co.jp/news/editoria.htm 【主張】「百人斬り」判決 史実の誤り広げかねない 南京で旧日本軍の将校二人が「百人斬(ぎ)り」を行ったとする報道の真偽が問われた訴訟で、東京地裁は「明白に虚偽であるとは認められない…

絶対少年 13話

今回から横浜編。OPに若干の変更。 新主人公は谷川希紗という不登校少女。ゴスロリ・ファッションに身を包み、夜の街をさまよう。横浜のマンションの最上階に住んでいるが、娘が深夜に帰宅しても両親(?)は気にとめる様子もない。自室は不思議なオブジェ…

苺ましまろ 1〜3話

作品世界がオタクのための「常世の国」であることに、大変自覚的なアニメ作品だと思われました。佐藤卓也監督作品としては、『NieA_7』を思い出します。そういえば、『ニア』は川澄綾子氏と折笠富美子氏のデビュー間もないころの作品でしたっけ。 それにして…

『「当代江北日記」の今後』にショック

http://kangbuk.g.hatena.ne.jp/Jonah/20050816 突然のことに、非常に驚いています。 一読者の勝手な言い草ではありますが、Jonahさんのブログには教えられることが大変多く、いつも楽しみに読ませて頂いておりますので、何らかの形で続けて下さることを切に…

「靖国」を語る

gachapinfanさんのブログ記事(http://d.hatena.ne.jp/gachapinfan/20050816)を経由して、東京新聞の「「靖国」を語る」シリーズを読みました(http://www.tokyo-np.co.jp/yasukuni/)。 相変わらず櫻井よしこ氏は、トンデモないことをおっしゃっているなあ…

西村眞吾

マッコイ博士さんのブログの記事(http://d.hatena.ne.jp/drmccoy/20050813/p2)を経由して、西村眞吾氏のホームページにて、「眞吾の時事通信」8月9日の記事(http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=204)を目にしました。以下に一…

絶対少年 第12話

田菜編の終了。実に『絶対少年』らしい、盛り上がっているのだけれど盛り上がり過ぎない、明確な答えは出ていないのだけれどもこれで一先ずは区切りがついた、という感じの幕切れだったと思います。それにしても、謎を謎のまま視聴者に受け入れさせる語り口…

こうの史代『長い道』

こうの版「萌え」マンガ、のような気がします。 さえない主人公のもとにある日突然ヒロインがやってきて同居生活を始めるところ、ヒロインの浮世離れした天然ぶりが魅力の一つであるところ、さらにヒロインがスクール水着を着るわ、『こっこさん』に登場した…

靖国参拝問題・野良猫さんとの議論 (その5)

野良猫さんが新エントリを作って下さいましたので、議論を続けさせて頂きます。 ただ、「論点が散漫になりがちなので、いくつかに絞って整理してください」とのことですが、野良猫さんの文章には疑問を感じる点があまりにも多かったため、これまで通り、野良…