2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

A級戦犯

A級戦犯の法的な位置づけについて、佐藤和男「日本は東京裁判史観により拘束されない」という不可思議な論文を読み、強い違和感を覚えながらも、なにしろ法学については通り一遍の知識しか持ち合わせていないので、具体的にどこに問題があるのか、明確にす…

ガメラの新作映画

人気怪獣のガメラが6年ぶりに復活する。生誕40周年を飾る記念映画で、タイトルは「小さき勇者たち〜ガメラ〜(仮題)」。ガメラが卵からふ化し、子供たちとともに成長していくという、ルーツに迫る新機軸の内容だ。田崎監督は「ガメラという映画スターが…

雪の女王 第2話

ゲルダが薬草を探しに飛び出す場面で、最初に観た時は「雪割りヨモギさ〜ん」と叫んでいるのだと思ったのですが、アニメ感想ブログを見回ってみると、これは「雪割りヨモギじゃ〜」だったそうで、う〜ん豪放磊落だなあ。後にカイを救うために旅立つことを考…

靖国参拝問題

朝日新聞5月28日 社説「東京裁判否定 世界に向けて言えるのか」より引用 一宗教法人とはいえ、靖国神社も同様だ。そのパンフレットで「日本の独立を守り、アジアの国々と共に栄えていくためには戦わなくてはならなかった」と先の戦争を正当化し、戦犯を「連…

靖国参拝問題

朝日新聞5月25日夕刊 論壇時評 金子勝『敗北のナショナリズム』より引用 たとえば、仮にドイツのシュレーダー首相がナチス幹部の墓参りをすれば、EUにおいて彼の政治生命は絶たれるだろう。保守派にはこうした国際感覚そのものが欠けている。

靖国参拝問題

http://www.asahi.com/politics/update/0524/005.html 「靖国参拝への批判は内政干渉」などいう主張は、およそ論理的とは言い難いです。既に多くの人々が指摘されている通り、A級戦犯は極東軍事裁判において有罪とされ、その裁判の結果を受け入れることで日…

雪の女王 第1話

出崎演出と杉野作画による名作劇場とくれば、『家なき子』を思い出すところですが、実に手堅い作りの第1話でした。アンデルセンの様々な作品を取り入れつつ全39話のシリーズ構成をしていくそうですが、なかなか期待が持てそうな印象です。 声優陣も、幼馴染…

これが私の御主人様 第7話

「わが仙術から簡単に抜け出すことは出来んぞ!」 この科白からすると、義貴・父の声は青野武(一清道人)氏だろうか、と予想していましたが、何と秋元羊介(アルベルト)氏だったので、大笑いさせて頂きました。おまけに、「レディー・ゴー(東方不敗)」ま…

剣聖のアクエリオン 第7話

「綺麗は汚い、汚いは綺麗」 シェークスピアの『マクベス』を引き合いに出して、こういうアホ話をやってしまうところが面白かったです。私のようなロートルなアニメ・マンガのファンとしては、『マクベス』とくれば、やっぱり『バンパイヤ』ですけれど。

名探偵ポワロとマープル 第39話

実に淡々と「雲の中の死」の完結篇でした。さすがにキャラクターデザインの方が作画監督だったため、いつもより作画はやや良好という感じでしたが、やはり高橋監督の絵コンテではありませんでした。 これまでの高橋ナオヒト監督作品では、『To Heart…

学園アリス 第26話

良い最終回だったと思います。1〜2話の流れをなぞりながら、蛍との友情を見つめ直す蜜柑というエピソードは、最終回に相応しいものと感じられました。 ただ、原作が連載途中ということもあってか、多くの伏線が回収されないままですので、できれば半年〜1…

ドラえもん 第5回

Aパートは、タイムふろしきの巻。登場人物が原作に沿った性格になっており、ドラえもんも結構欲望に負けてしまうところが良い感じ。また、パパのカメラが、デジカメなどではなく古いタイプのカメラだったところにも、原作へのこだわりを感じます。 Bパート…

ケロロ軍曹 第58話

Aパート。自販機ジュースネタは以前にもありましたが、モアモアティーが良かったです。 Bパートの眉そり落としネタは、「馬鹿、まさに○○馬鹿よのう」という科白を入れたほうが良かったのでは?

これが私の御主人様 第5話

いずみとみつきの両親登場。買ったばかりの原作第2巻にはさまれていたドラマCDのチラシには、沢渡 父:小山力也、沢渡 母:井上喜久子となっていたので、『フィギュア17』のD・Dとオルディナか〜、と楽しみにしていたのですが、アニメ版では父:松本大…

ケロロ軍曹 第57話

BSジャパンで観直して、気付いたことを一つ。Aパートのラストで、巨大化したケロロの足元でクルルがカレーライスを持っています。 「スプーンで変身」がウルトラマンの「空からの贈り物」のパロディであることはすぐにわかりましたが、いや〜細かい。

地球防衛家のヒトビト

1コマ目:「日本は」「過去の罪を認めていない」と言う韓国(?)/中国(?)/北朝鮮(?)のTVアナウンサー 2コマ目:「オレ認めてるよ」と言うバーのマスター 3コマ目:「オレも認めてるよ」と相槌をうつオトーサンと客 4コマ目:「いったいどうした…

名探偵ポワロとマープル 第38話

「雲の中の死」その3。これまた起承転結の転として、順当な展開でした。山寺キャラが三石キャラを脅す(フリをする)という展開に、ニンマリした人は多かったことでしょう。また次回が最終回のせいか、マンガ版に比べてメイベルが目立った感じでした。 さて…

 学園アリス 第25話

オリジナル展開のクライマックス。う〜ん、ストーリーの流れとしては、かろうじて軟着陸できたか?という感じです。原作の進行具合からすると、学園の暗部に切り込むことは難しかったでしょうから、釈然としないもの(ペルソナなど)を残した幕切れになって…

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦

クレしん映画史上一・二を争う傑作として世評の高い本作。DVDも持っていますが、テレビをつけてみるとWOWOWで放送されていたので、つい観てしまいました。改めてその凄さに感じ入りましたが、それと共に、こういう作品を作ってしまった原恵一監督は…

エマ 第5話

原作のごく短い番外編をふくらませたエピソード。派手さはありませんが、ここまでのエピソードの中では、最も好印象でした。エマが非常に機転が利き、女主人のケリーへの深い愛情を持っている女性であることが自然に描き出されており、やはりエマというキャ…

名探偵ポワロとマープル 第37話

「雲の中の死」その2。起承転結の承としては、順当な印象です。しかし、『フィギュア17』を観た後にこの作品を観ると、同じ高橋ナオヒト監督作品でありながらここまで差があるとは、と改めてため息が出てしまいます。特に作画や美術の落差には、愕然とさせ…

フィギュア17 第5・6話

第5話は、こちらも母と娘のいさかいと和解の話。こちらは1時間番組であり、また対象年齢がずっと高いので、キャラクターの心情描写はより深いものになっています。 第6話は、6体目のマギュアとの決戦。『フィギュア17』の最大の見所は日常描写にあると思…

ふたりはプリキュア Max Heart 第13話

2歳になる姪がはまっているので、久し振りに観てみました。母と娘のちょっとしたいさかいと和解が、大変分かり易く描かれていました。父の思い出話によって一気に和解に向かうというのは、いささかあっけない感じですが、低年齢層向けということを考えれば…