アニメ

魔法少女まどか☆マギカ 第7話

前の連休中に、たまっていた録画を一気見しました。製作者の思惑に乗せられてるな〜、と思いつつも、次回が気になって仕方がない作品ではあります。 第5話から、主人公のまどかの親友さやかを中心とした展開となっていますが、既に指摘されているように、こ…

『ゲド戦記』 とりあえずの感想

一言で言えば、非常に残念な、そして勿体無い映画だったと思います。映画化に際しては『ゲド戦記』シリーズの第3作を中心とし、そこに第4作の内容を加味するという作品の方向性は、個人的には非常に強く共感するものであり、実際それが上手くいったとすれ…

宮崎吾朗バッシング?

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/745995.html1 名前:依頼342@静岡makky ◆IgDbIlkkMo 投稿日:2006/07/26(水) 10:18:39 株 id:OqN7EH080 ? http://www.ghibli.jp/ged_02/20director/000252.html昨日、ジブリの試写室で 押井守監督の最新作『立喰…

絶対少年 第26話 

http://www.style.fm/as/13_special/mini_050823.shtml 名コンビが手がける日常的ファンタジー『絶対少年』 伊藤和典×望月智充インタビュー(後編)―― わりとシリアスな話なんですね。 伊藤 うん、そういうところがあって。ただ、そこを抜け出した後は、奇跡…

トップをねらえ2 第4話

すでにあちこちで話題になっているように、想像もしなかった意外な展開をみせる第4話。まさかノノが○○だったなんて、というところですが、DVDに付属のブックレットでネタばらしをしてしまっているのはいかがなものでしょうか。 それにしても、脚本の榎戸…

かみちゅ 第10・11話

第10話は、いかにも「中学生日記」な展開と、奇妙な八百万の神々の世界を楽しめるお話。 第11話は、すでにあちこちで指摘されていますが、主人公が火燵から一歩も外に出ないで全編を過ごすという展開で、しかも細かな演出によって全く飽きさせないという、『…

絶対少年 第18話

相変わらずの淡々とした話運びながら、ショッキングな結末にいたるキャラクターのからみ具合の描写が実に上手く、惹き付けられました。今回の事件で歩は困った立場に立たされそうですが、逆に言えば、今後の展開に歩がどう対処するかで、田菜の事件から2年…

絶対少年 第17話

大きな事件が起こったりはしないけれど、相変わらず順調に面白いです。コミュニケーションとディスコミュニケーション、見えているものと見えないものを描き出す、物語の語り口の巧みさは流石だと思います。ハナさんの科白は、やや説明的に過ぎた印象がなき…

絶対少年 第16話

遂に歩が登場。美紀は声のみの登場。携帯電話での会話は、いかにも「友達以上、恋人未満」な感じが出ていたと思います。 今回は、ほとんどの会話が携帯電話を通して行われるという展開でしたが、他者とのコミュニケーションをモチーフの一つとしているこの作…

かみちゅ 第9話

生徒会長選挙に神様が立候補するお話。非常に中学生らしい(もっとも、それは倉田氏おっしゃるところの「妄想中学生」としての中学生らしさではありますが)友情物語として、素直に面白かったと思います。 それにしても、ゆりえの対立候補の「西村受」君は、…

うる星やつら 

久し振りに「みじめ!愛とさすらいの母?」を観賞。いわずと知れた名作『ビューティフルドリーマー』のプロトタイプであり、昔この話からテレビ放送の『うる星やつら』を観始めたので、感慨もひとしおです。

絶対少年 第15話

前回の感想で「彼女(理恵子)が爆発する展開かも?」と書きましたが、いよいよ導火線に火がついたような感じです。また、正樹もストーカーじみた行動をとるなど、不穏な空気が漂っています。考えてみれば、理恵子と正樹の二人とも、人間関係的には田菜編の…

かみちゅ 第8話

まつださんのブログ「たまとわ」より、転載させて頂きます。 http://d.hatena.ne.jp/zeroes/20050831 戦艦大和を故郷の呉に戻そうとする話。うーん、軍艦マニアでも兵器フェチでもない人間にとっては、これが「良い話」だとは、呑気に受けれなかった。むしろ…

かみちゅ! DVD第1巻

ようやく台風のためにTV放送では観られなかった第1話を観賞。やはり、ノスタルジックな画面作りの緻密さが素晴らしいと思います。『うしおととら』のように髪が伸びるゆりえにビックリ。 それから、『R・O・D』と同じく、コメンタリーが実に面白いです。今…

絶対少年 14話

横浜編2話目。冒頭から、希紗と両親との断絶ぶり(両親は出勤したらしくその靴は消えているのに、希紗の靴は昨晩のまま脱ぎ散らかされた状態、テーブルにのっているのはカップ麺ひとつ、など)が痛々しく、田菜編の歩との違いが浮き彫りにされています。そ…

絶対少年 13話

今回から横浜編。OPに若干の変更。 新主人公は谷川希紗という不登校少女。ゴスロリ・ファッションに身を包み、夜の街をさまよう。横浜のマンションの最上階に住んでいるが、娘が深夜に帰宅しても両親(?)は気にとめる様子もない。自室は不思議なオブジェ…

苺ましまろ 1〜3話

作品世界がオタクのための「常世の国」であることに、大変自覚的なアニメ作品だと思われました。佐藤卓也監督作品としては、『NieA_7』を思い出します。そういえば、『ニア』は川澄綾子氏と折笠富美子氏のデビュー間もないころの作品でしたっけ。 それにして…

絶対少年 第12話

田菜編の終了。実に『絶対少年』らしい、盛り上がっているのだけれど盛り上がり過ぎない、明確な答えは出ていないのだけれどもこれで一先ずは区切りがついた、という感じの幕切れだったと思います。それにしても、謎を謎のまま視聴者に受け入れさせる語り口…

フルメタルパニック!(第3シリーズ) 1〜3話

やはり、第1・2シリーズとも未見の状態で、第3シリーズをいきなり観始めるというのは無謀だったようです。主人公が属する組織って望月三起也著『ケネディ騎士団(ナイツ)』みたいなものなのかなあ、と思ってしまうのは、もう若くない証拠。

絶対少年 第11話

「泣き出しそうな田菜」の意味するところがこういうことだったとは全く吃驚で、やられたなあという感じです。あと1話で「田菜編」は終わりだそうで、次々回からはもう一人の主人公が登場するらしいですが、さてどうつながっていくのか。

絶対少年 第10話

いよいよ前半のクライマックスに向けて、盛り上がっています。もっとも、表面上はとてもそうは見えないところが、逆に面白いです。 「道きり」の吊るされた草履に加え、異界への入り口を象徴する井戸がぞくぞくする怖さをかもしだしています。井戸と言えば、…

絶対少年 第9話

「猫おどり」の祭りを間近に控え、主人公を中心とする人間関係が大きく動き出しそうな展開です。作画はやや苦しめな印象でしたが、それでも面白いです。 ところで、深山姉妹の会話にミカ(美夏?)という姉が猫おどりの日に帰ってくるという話が出てきました…

奥さまは魔法少女 第2話 

ヒロイン・嬉子によって物語世界が維持されており、その世界はやがて変革されるだろうと予感される展開。ヒロインを縛る元(?)夫の保と、ヒロインを解放するであろう主人公・巽。そして不可思議なギャグの数々とくれば、やはり『少女革命ウテナ』を思い出…

雪の女王 第8話

今回は、精霊だの魔法使いだのが全編にわたって登場し、完全にファンタジー作品となっていました。この作品は、リアリズムとファンタジーの間で危ういバランスをとりつつストーリーを進めていくものだと思っていましたが、このままファンタジー路線でいくの…

絶対少年 第8話

つい観そびれており、録画ビデオがたまっていましたが、最近1〜7話までほぼ一気に観て、もっと早く観ておけば良かったと後悔しました。少年期の夏休みにしか味わえない、一日が非常に長く感じられる感覚を、強烈に味わわせてくれます。そして、ストーリー…

奥さまは魔法少女 第1話

作品の方向性はまだつかみきれませんが、ともかく主演・井上喜久子氏が最初にありきの作品であることはよくわかります。『ああっ女神様っ』と並べてみると、ますます興味深いところです。また、『忘却の旋律』の後だけあって、相当に「そういう方向性」な作…

ケロロ軍曹 第66話

Aパートは『宇宙戦争』ネタ。「宇宙渡辺久美子」にビックリ。「夏美〜!」と悶えるギロロ、というパターンは確かに美味しいのですが、最近このパターンがやや多すぎる気もします。でもBパートは、近頃出番の少なかった小雪をからめることで、なかなか面白…

かみちゅ 第1話

放送時間が10分ずれたため、録画が尻切れトンボに。8月に発売予定のDVDを買うしかないようで、参りました。まあ、『R・O・D-THE TV-』と同様に、少なくとも序盤は相当に気合いの入った出来具合いのようなので、DVDの第1巻は購入しても後悔す…

雪の女王 第7話

第1話で「19世紀の中頃」と述べているため、こういう話はかなり苦しい印象です。はっきりとファンタジーの世界に入ってしまえば特に問題はないのでしょうが、時代を明確にした上で「王様」が登場してしまうと、一体どこが舞台なの?と思わないわけにはいき…

雪の女王 第6話

やはり、「リアリズム」と「童話」とのバランスの取り方が難しい作品だと思います。ストーリーのオチは大甘である一方で、母親が既に一人子供を亡くしていることや、「たまには奇跡でもなければやってられない」という科白などによってバランスを取ろうとし…