かみちゅ 第9話

 生徒会長選挙に神様が立候補するお話。非常に中学生らしい(もっとも、それは倉田氏おっしゃるところの「妄想中学生」としての中学生らしさではありますが)友情物語として、素直に面白かったと思います。
 それにしても、ゆりえの対立候補の「西村受」君は、明日の総選挙で地元の小選挙区から立候補している「西村某」氏と、なにやらイメージが重なるような。髪形や眼鏡に加えて、嫌みったらしい喋り方や、その主張の抑圧的な部分まで共通しているようで。

絶対少年 第16話

 遂に歩が登場。美紀は声のみの登場。携帯電話での会話は、いかにも「友達以上、恋人未満」な感じが出ていたと思います。
 今回は、ほとんどの会話が携帯電話を通して行われるという展開でしたが、他者とのコミュニケーションをモチーフの一つとしているこの作品には相応しい印象でした。
 ところで、Aパートの終わり頃の、須河原さんが「ときみや」に帰ってくる場面で、道を歩いている時には小雨に降られているように見えたのに、屋内に入ったときには濡れているように見えなかったのは何故かしらん。小雨に見えたのは見間違いかなあ。
 次回予告には、笑わせていただきました。「現実」と「虚構」って、脚本の伊藤和典氏が押井守氏と組むことの多かった頃を思い出します。
 ゲストには、前回に続いて小林晃子さんが登場。希紗が絶叫する場面がこれから出てくるとの言葉に吃驚しましたが、「アニメージュ」の今月号の番組案内を読んで、成る程と納得できました。