靖国参拝

国参拝支持の議連発足 自民若手116人が参加

 小泉純一郎首相の靖国神社参拝を支持する自民党の若手議員が28日、党本部で「平和を願い真の国益を考え靖国参拝を支持する若手国会議員の会」の設立総会を開いた。

 安倍晋三幹事長代理らが衆院当選1―5回生、参院同1、2回生に呼び掛け、対中強硬派を中心に計116人が参加表明。靖国問題をめぐる勉強会を重ね、秋をめどに提言をまとめる予定だ。自民党内ではベテラン議員から首相に靖国参拝の自粛を求める動きも出ており、今回のグループはそれに対抗する形となった。

 設立総会には安倍氏を含め約60人の議員が出席、会長に松下忠洋氏、幹事長に山谷えり子氏を選任した。

 総会冒頭で松下氏は「靖国問題の基本が間違って認識されたまま議論が走らないよう、議論をしっかり整理して国民に呼び掛けたい」とあいさつ。続いて外交評論家の岡崎久彦元駐タイ大使が講演した。

 出席者からは「中国が(靖国参拝に)怒っているから、譲歩するのがいいことなのか」「靖国神社を国家施設とした方が良いのではないか」などの意見が出た。(共同)


http://www.sankei.co.jp/news/050628/sei080.htm

 「靖国神社を国家施設とした方が良いのではないか」という主張は、憲法改正の主張とセットになっているのでしょうか。それとも、「神道は宗教に非ず」という戦前の観念を前提としているのでしょうか。いずれにしても、「政教分離の原則」との齟齬という問題や、外交問題を引き起こすことになるであろう主張であることは、明らかでしょう。