「フェミナチ」という呼び名

フェミニズム関連を検索していると、次のような記事を見つけました。

http://homepage2.nifty.com/antifemi/kiji2.html
 「フェミナチ」といふ言葉がある。アメリカで一番人気のあるラジオ・トークショーのホスト、ラッシュ・リンボウが番組の中でよく使つてゐる言葉だ。

 ラッシュ・リンボウの番組は毎週全米で二千万の人が聴いてゐるといはれ、ラッシュ・リンボウを大統領にといふ世論も存在するほどアメリカの世論に絶大な影響力がある。そのせいか、フェミナチといふ言葉はアメリカではかなりポピュラーな言葉になつてゐるらしく、HotBotで "feminazi"と入力して検索するとズラズラとサイトが出てくる。

 ラッシュ・リンボウは、フェミナチについて次のやうに説明する。
 「たんにフェミニストを意味するものと広く誤解されてゐる。そうではない。フェミナチは、彼女にとつてこの世で一番大切なのは、できるだけ多くの中絶を実現することであるやうなフェミニストだ」

 周知のやうに、アメリカでは中絶の是非をめぐつて世論が二分され、大統領選挙でも最大の争点になつてゐる。

 子宮の中の生命に関する決定から男性を排除する。それによつて女性は人類存続の決定権を握り、男性不要の社会を実現する。これがフェミナチの描くシナリオだ。

 記事の内容自体はいかにもトンデモなアンチ・フェミニズムですが、「ラッシュ・リンボウ」の名前に引っかかり、よくよく思い出してみると、以前拙ブログで取り上げた記事(http://d.hatena.ne.jp/jimusiosaka/20050919/p1)の中に登場した名前でした。
 「ラッシュ・リンボウ」氏は、racistであるだけではなくsexistでもあったようです。産経新聞古森義久氏が喜んで取り上げるのも、成る程と納得です。