エマ 第3話

 インドの王族ハキム登場。ずいぶんとぶっとんだキャラクターで、原作を読んだ時も「これはちょっと?」という気がしましたが、やはり微妙な感じです。また、ハキムもエマに一目惚れしてしまう展開は、やや強引な印象を受けました。エマは、「眼鏡美少女」の定番である地味なタイプの美人なので、こう一目惚れが続くといささか不自然な感じです。今手許に原作の第1巻がないので、原作がどうであったかちょっとわからないのですが。
 とは言え、3話目でも作画は高いレベルを保っており、製作側の力の入りようを感じさせてくれます。ただ、全13話らしいということを耳にしましたが、一体どのあたりで終わらせるのか、想像もつきません。
 ところで、今月号の「コミックビーム」は『エマ』が表紙で付録もついていたのでつい買ってしまいましたが、エマさんがえらいことになってしまう吃驚の展開です。これは、『エマ』目当てで「コミックビーム」を買った読者を、次号以降も買わせようという編集部の計算かも?などとあらぬ想像をしてしまいました。