アニメ

トップをねらえ2 第3話

ストーリーはわかりやすい展開で、おそらくこれまでの3話の中で最も観易い作品になっていると思います。また、戦闘シーンの迫力も更に増し、絵的な見所も多いです。しかし、『エースをねらえ』が元ネタの一つとはいえ、バスターマシンにテニスのサーブをや…

ケロロ軍曹 第64話

新しい時間帯に移動した当初は「?」と思うこともありましたが、ここ最近は安定した面白さで、安心して観ていられます。 Bパートでは、何故今頃になって貞子ネタ?とも思いましたが、そういえば『リング2』の米国版が公開されるのでしたっけ。そういえば、…

エマ 第12話(最終話)

エマの過酷な生い立ちを知ったウィリアムが、自分のエマに対する恋愛感情の甘さを認識する、という展開までは予想通りでしたが、こうもはっきりと悲恋の物語としてシリーズを終わらせるとは、さすがに驚きました。最後に、ウィリアムがエマへの想いを新たに…

雪の女王 第5話

19世紀中頃を舞台にしたアニメ作品としては、過去に『アルプスの少女ハイジ』や『母をたずねて三千里』といったいわゆる「名作劇場」の傑作が存在しますが、それらに比べると、今回のエピソードはリアリティの度合いはかなり低めの印象でした。雪の女王の描…

ドラえもん

Aパートは「好きでたまらニャイ」。保護者的なイメージの強くなっていた旧ドラえもんではやりにくかったであろうエピソードで、ネコに恋するドラえもんは、水田わさび氏の新ドラえもんを強く印象付けるものだったと思います。 Bパートの「王かんコレクショ…

エマ 第11話

エマの過酷な生い立ちを聞いて、衝撃を受けるウィリアム。そして次回が最終回。 う〜ん、これはつまり、ウィリアムがエマに対して本当に恋愛をしようと決心するまでを描くというシリーズだった、ということなのかしらん。だとすれば、第1話でウィリアムがエ…

雪の女王 第4話

出崎監督作品の、旅立ちのシーンはやっぱり燃えるなあ。ただ、ゲルダの旅を描きつつ、その旅にアンデルセンの童話のエピソードを織り込んでいく予定だそうですが、19世紀中頃という時代設定を最初に提示しているので、ファンタジーの面とリアリズムの面をど…

ドラえもん

Aパートは「ドラえもんだらけ」。小学生の頃に読んで印象深かったタイムパラドックスものが原作で、ソツなくアニメ化されていたように思います。それにしても、ここ最近の原作の選び方を見ていると、これはやはりお父さんお母さん世代の30代後半〜40代前半…

雪の女王 第3話

カイが雪の女王に連れ去られ、いよいよ物語が本格的にスタートです。カイの目にのみ雪の女王が見えてゲルダの目には見えないという描写は、オーソドックスながら、ファンタジーの世界と現実の世界とを上手く融合させていたように感じられました。 それにして…

ドラえもん

Aパートの、のび太くんとしずかちゃんの人格を入れ替えるという『転校生』的エピソードは、新『ドラえもん』らしい、考えようによってはあぶないネタでした。男の子のように木登りや野球を思いっきりやりたい、と考えるしずかちゃんの描写にはやや古臭い印…

ケロロ軍曹 第61話

Aパートは、やたらと運の悪い綾波的美少女転校生の正体は?、そしてBパートは、夏美とサブローが閉じ込められて宇宙に打ち上げられる?という話。どちらもすっきりとまとまって、オチも上手くいっていたと思います。やはり、夏美とギロロは美味しいですね。

雪の女王 第2話

ゲルダが薬草を探しに飛び出す場面で、最初に観た時は「雪割りヨモギさ〜ん」と叫んでいるのだと思ったのですが、アニメ感想ブログを見回ってみると、これは「雪割りヨモギじゃ〜」だったそうで、う〜ん豪放磊落だなあ。後にカイを救うために旅立つことを考…

雪の女王 第1話

出崎演出と杉野作画による名作劇場とくれば、『家なき子』を思い出すところですが、実に手堅い作りの第1話でした。アンデルセンの様々な作品を取り入れつつ全39話のシリーズ構成をしていくそうですが、なかなか期待が持てそうな印象です。 声優陣も、幼馴染…

これが私の御主人様 第7話

「わが仙術から簡単に抜け出すことは出来んぞ!」 この科白からすると、義貴・父の声は青野武(一清道人)氏だろうか、と予想していましたが、何と秋元羊介(アルベルト)氏だったので、大笑いさせて頂きました。おまけに、「レディー・ゴー(東方不敗)」ま…

剣聖のアクエリオン 第7話

「綺麗は汚い、汚いは綺麗」 シェークスピアの『マクベス』を引き合いに出して、こういうアホ話をやってしまうところが面白かったです。私のようなロートルなアニメ・マンガのファンとしては、『マクベス』とくれば、やっぱり『バンパイヤ』ですけれど。

名探偵ポワロとマープル 第39話

実に淡々と「雲の中の死」の完結篇でした。さすがにキャラクターデザインの方が作画監督だったため、いつもより作画はやや良好という感じでしたが、やはり高橋監督の絵コンテではありませんでした。 これまでの高橋ナオヒト監督作品では、『To Heart…

学園アリス 第26話

良い最終回だったと思います。1〜2話の流れをなぞりながら、蛍との友情を見つめ直す蜜柑というエピソードは、最終回に相応しいものと感じられました。 ただ、原作が連載途中ということもあってか、多くの伏線が回収されないままですので、できれば半年〜1…

ドラえもん 第5回

Aパートは、タイムふろしきの巻。登場人物が原作に沿った性格になっており、ドラえもんも結構欲望に負けてしまうところが良い感じ。また、パパのカメラが、デジカメなどではなく古いタイプのカメラだったところにも、原作へのこだわりを感じます。 Bパート…

ケロロ軍曹 第58話

Aパート。自販機ジュースネタは以前にもありましたが、モアモアティーが良かったです。 Bパートの眉そり落としネタは、「馬鹿、まさに○○馬鹿よのう」という科白を入れたほうが良かったのでは?

これが私の御主人様 第5話

いずみとみつきの両親登場。買ったばかりの原作第2巻にはさまれていたドラマCDのチラシには、沢渡 父:小山力也、沢渡 母:井上喜久子となっていたので、『フィギュア17』のD・Dとオルディナか〜、と楽しみにしていたのですが、アニメ版では父:松本大…

ケロロ軍曹 第57話

BSジャパンで観直して、気付いたことを一つ。Aパートのラストで、巨大化したケロロの足元でクルルがカレーライスを持っています。 「スプーンで変身」がウルトラマンの「空からの贈り物」のパロディであることはすぐにわかりましたが、いや〜細かい。

名探偵ポワロとマープル 第38話

「雲の中の死」その3。これまた起承転結の転として、順当な展開でした。山寺キャラが三石キャラを脅す(フリをする)という展開に、ニンマリした人は多かったことでしょう。また次回が最終回のせいか、マンガ版に比べてメイベルが目立った感じでした。 さて…

 学園アリス 第25話

オリジナル展開のクライマックス。う〜ん、ストーリーの流れとしては、かろうじて軟着陸できたか?という感じです。原作の進行具合からすると、学園の暗部に切り込むことは難しかったでしょうから、釈然としないもの(ペルソナなど)を残した幕切れになって…

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦

クレしん映画史上一・二を争う傑作として世評の高い本作。DVDも持っていますが、テレビをつけてみるとWOWOWで放送されていたので、つい観てしまいました。改めてその凄さに感じ入りましたが、それと共に、こういう作品を作ってしまった原恵一監督は…

エマ 第5話

原作のごく短い番外編をふくらませたエピソード。派手さはありませんが、ここまでのエピソードの中では、最も好印象でした。エマが非常に機転が利き、女主人のケリーへの深い愛情を持っている女性であることが自然に描き出されており、やはりエマというキャ…

名探偵ポワロとマープル 第37話

「雲の中の死」その2。起承転結の承としては、順当な印象です。しかし、『フィギュア17』を観た後にこの作品を観ると、同じ高橋ナオヒト監督作品でありながらここまで差があるとは、と改めてため息が出てしまいます。特に作画や美術の落差には、愕然とさせ…

フィギュア17 第5・6話

第5話は、こちらも母と娘のいさかいと和解の話。こちらは1時間番組であり、また対象年齢がずっと高いので、キャラクターの心情描写はより深いものになっています。 第6話は、6体目のマギュアとの決戦。『フィギュア17』の最大の見所は日常描写にあると思…

ふたりはプリキュア Max Heart 第13話

2歳になる姪がはまっているので、久し振りに観てみました。母と娘のちょっとしたいさかいと和解が、大変分かり易く描かれていました。父の思い出話によって一気に和解に向かうというのは、いささかあっけない感じですが、低年齢層向けということを考えれば…

フィギュア17 第3・4話

この作品の日常描写の見事さは、例えば往年の「名作劇場」の代表作『アルプスの少女ハイジ』や『母をたずねて三千里』(←個人的には、この作品を超える完成度を持ったTVアニメは未だにないと思っています)にも匹敵すると思います。かつて、『三千里』に出…

学園アリス 総集編

蛍のナレーションによる総集編。やはり、この総集編は22話の後で放送して欲しかったところです。 それにしても、植田佳奈さんの自然な関西弁は、やはり良いですね。このところ、『忘却の旋律』や『これが私の御主人様』など植田さんの声を耳にする機会が多い…